女性の憧れ『結婚式』。小さいころからウエディングドレスを着るのが夢だった方も多いのではないでしょうか。結婚式をすることで、結婚をしたことを自覚できたり、両親への感謝を伝えるきっかけにもなります。

一見メリットばかりのように見えますが、最近では結婚式をしない人も増えてきています。そこで今回は、結婚式のデメリットについてご紹介します。デメリットも理解して、どのような結婚式をするのがいいのか考えるきっかけにしてくださいね。

結婚式のデメリット

「結婚式をしたくない」という方の理由は大きく3つあります。

経済的負担が大きい

一番は経済的な負担がかかるということ。平均すると300万円〜400万円ほどかかるといわれている結婚式。結婚式で使うよりも、新婚旅行や新居の費用にあてたいという人が多いようです。

時間がかかって心労が大きい

結婚式の準備には、招待する人の選定から招待状・ドレス選び・会場選びなど想像以上の時間がかかります。特に仕事をしている人だと、なかなか時間が取りづらいですよね。

「友達だけでなく、職場の人も招待するか」「どこの席にセッティングするのか」など、考えることが多く疲れてしまうという人も。準備が多い結婚式よりも、気のしれた人たちだけでパーティーや食事会をするほうが気軽という人も増えてきています。

目立ちたくない

結婚式をすると、主役となり注目されますよね。目立つことが苦手な人は、見世物にされていると感じることもあるようです。

和婚での結婚式のデメリット

最近ではチャペル婚だけでなく神社での和婚も増えてきています。神聖な場所で家族のつながりを感じられる和婚。どのようなデメリットがあるのでしょうか。

天候に左右される

和婚の一番最初の儀式「参進の儀」。「花嫁行列」とも言われ、神社の鳥居から、神殿に向かって参列者が一列になって向かいます。外で行われることがほとんどのため、「雨が降ると来てくれたゲストに申し訳ない」という意見も。

バリアフリーの施設が整っていない

神社は伝統的な建造物のため、階段や砂利道が多く、バリアフリーの施設が整っていない場合もあります。車椅子の人やお年寄りには、少し厳しい状況かもしれません。

親族のみしか参列できない場合もある

「家族同士のつながりを神様に報告する」という意味の和婚。そのため、親族以外の参列が難しい場合もあります。友達やお世話になった人に参列してもらいたい場合は、親族以外も入場できる神社を探すといいでしょう。

かつらや着物によって洋婚よりも高くなることも

一般的に和婚の方が費用が安くなると言われています。ですが、凝った着物にしたり、かつらなどをつけると洋婚よりも費用が高くなってしまう場合も。費用面で和婚を選ぶ人は注意が必要です。

少人数での結婚式のデメリット

「大々的に結婚式を上げるのではなく、身近な人だけを呼んで少人数で結婚の報告をしたい」という人に人気なスモールウェディング。そんな少人数での結婚式のデメリットとは何があるのでしょうか。

会場が限られてしまう

結婚式の会場は「何人以上」と人数制限があることが多いのが特徴。そのため、少ない人数だと使いたい会場が使えないことがあります。

自己負担額が高くなることも

結婚式はご祝儀でまかなう場合も多いですよね。少人数だとご祝儀がどうしても少額になってしまいます。そのため、衣装代や会場代などの自己負担が多くなることも。

盛り上がりに欠ける

話をしながら食事をするだけだと間が持たない場合も。結婚式らしく、ケーキカットをしたり、映像や音楽で演出をすることをおすすめします。

場所別・結婚式のデメリット

次は結婚式のデメリットを会場別にご紹介します。

ホテルでの結婚式のデメリット

憧れのホテルウェディング。高級感のある結婚式ですが、デメリットは何があるのでしょうか。

他のカップルもいてバタバタしている

ホテルでは複数のカップルが結婚式をしている場合も。特に人気の日時では、同じフロアで同じ時間に結婚式をしているカップルもいて、混み合っている場合もあるので注意が必要です。

持ち込み料がかかる

ホテルは結婚式をする場合、提携店が用意されていることが多いです。式のテーマによってはブーケやペーパーアイテムなど手作りしたい場合もありますよね。ホテルの提携店以外でのものを持ち込む場合は、持ち込み料がかかってしまうこともあります。

こだわりのアイテムを使いたい人は、事前に持ち込み料がかかるのか確認することをおすすめします。

コストが高い

ホテルでの結婚式は高級感があり、いきとどいたサービスがある分それだけ費用が高くなることも少なくありません。予算を抑えたい方は、日時を変えることを検討するのもおすすめです。

レストランでの結婚式のデメリット

美味しい食事を楽しみながら、わいわいと祝えるレストランウエディング。アットホームな雰囲気で行えるのも魅力的ですね。そんなレストランでの結婚式はどんなデメリットがあるのでしょうか。

控室やテーブルが小さい

結婚式専門の会場なら、十分なサイズの控室やメイクルームなどが準備されています。ですが、レストランは本来食事をするところ。控室がない、狭い場合も多いのがデメリットです。

また、ドレスを着て着席することを想定していないため、テーブルが小さいと感じることも。ボリュームのあるドレスを着る場合は、事前に確認しておくことをおすすめします。

サービスが行き届かないことも

レストランのスタッフは、ブライダル専用のスタッフではないためサービスが行き届かないと感じることも。細かいサービスを求める方は、ブライダル専門の会場がおすすめです。

ゲストハウスでの結婚式のデメリット

プライベートな空間で、自由度高く結婚式をカスタマイズできるゲストハウス。どのようなデメリットがあるのでしょうか。

天候が悪いとガーデンパーティーができない
ゲストハウスの魅力の一つ、「ガーデンパーティー」。天候が悪いと外庭が使えないため、想定していた結婚式ができない場合もあります。

立地が悪い

ゲストハウスは郊外に建てられていて、交通の便が悪いことも。ゲストが行きやすいか確認することが重要です。特に遠方からのゲストが多い場合は、宿泊施設からのアクセスにも気を配る必要があります。

年配の人のうけが悪い

格式高い結婚式を好む年配の人からは、カジュアルな雰囲気が受け付けてもらえないこともあるようです。事前に両親たちにもどんな式がいいのか確認するといいですね。

専門式場での結婚式のデメリット

結婚式に特化した会場で行う専門式場での結婚式。細かなサービスや、憧れの結婚式をコーディネートしてくれることから人気を集めています。では、専門式場での結婚式のデメリットは何があるのでしょうか。

他の結婚式と合わせする

専門式場では、結婚式を行うカップルが集まるため、他の結婚式と鉢合わせしてしまうことも。音楽がかぶってしまったり、時間に追われたりしないように事前に確認しておくといいですね。

オプションで予算を超えることも
魅力的なオプションが多い専門式場。そのため、オプションを追加しすぎて予算をオーバーしてしまうカップルも少なくありません。予めラインを決めておくことをおすすめします。

宿泊施設がない

専門式場は、宿泊施設がないことが多いのがデメリット。遠方からのゲストがアクセスしやすい宿泊施設を探す必要があります。

デメリットを補って素敵な結婚式を

その他、ハワイでの結婚式は憧れの海外ウエディングができるけれど、費用が高額になる。ナイトウエディングはゲストの参加しやすい土曜日にして宿泊施設を準備しなければいけないなどのデメリットも。

どんな結婚式もメリットとデメリットがあるので、よく検討することが重要です。デメリットを補いながら素敵な結婚式を挙げてくださいね。

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