神社の結婚式のお参り方法とは?結婚式前後にもお参りに行くようにしましょう!
神社にお参りに行くと、結婚式を執り行っている新郎新婦をよく見かけますよね。その美しい結婚式の様子を見ると、「自分の結婚式も神社であげて、キレイな白無垢や着物を着たいな…」と憧れてしまう女性の方も多いのではないでしょうか?
でも、いざ、憧れの神社で自分の結婚式をすることになっても、どんなふうに執り行われているのかよく分からないですよね?今回、神社の結婚式のお参り方法についてご紹介いたします。
神社で結婚式する場合は、結婚式当日だけ神様のお参りするだけではなく、結婚式前後にもお参りするようにすると、更に神様は、あなたの幸せを祈ってくれると思います。
神社の基本なお参り方法は「二礼二拍手一礼」
まずは、神社でのお参りで基本となる「二礼二拍手一礼」についてご説明します。神社での結婚式にはもちろんのこと、神社のお参りでは「二礼二拍手一礼」という作法を必ず行います。
「二礼二拍手一礼」とは、読んで字のごとく、2回お辞儀をしてから2回拍手をし、また2回お辞儀をする作法です。お辞儀をする際には、90度まで腰を下ろす、拍手には、神様へ感謝と幸せの祈りの気持ちを決めてゆっくりと手を打つようにしましょう。
この神社でのお参りの基本となっている作法の「二礼二拍手一礼」を覚えて、しっかりと行うようにしましょう。
神社の結婚式には、たくさんある儀式があり、一つ一つ作法が異なっています。結婚式が始まる前には、儀式の説明がありますが、いざ、本番が始まると、分からなくなってしまいがちですが、「二礼二拍手一礼」をきちんとしていることで、神社の厳かな雰囲気がさらに増して、素敵な結婚式になりますよ!
神社の結婚式のお参り方法とは?
神社での結婚式の儀式は、教会やチャペルでの洋婚の挙式に比べると数が多く、堅苦しくて難しいイメージがあるという方もいらっしゃるかと思います。
一般的には、結婚式当日の前には、神社の担当者の方が儀式の流れや作法などを教えてくれます。また、結婚式が始まったら、巫女さんが新郎新婦の近くでフォローしてくれることもあります。
…といっても、神社での結婚式には、どのようにお参りするのか事前に内容や意味合いを知っておきたいものですよね。
一般的な神社での結婚式でのお参りの儀式があるのかをご紹介いたします。神社によっても異なってくることもありますので、自分が結婚式を執り行う神社にはしっかりと事前に確認をしておきましょう!
手水の儀(ちょうずのぎ)
結婚式ではなくても、神社にお参りにいくと、最初に、神社の入り口にある溜め水で手を洗いますよね。
このお参り方法を「手水の儀」と言います。この「手水の儀」は「水で身を清める」という意味があり、神社でのお参りで大事な作法になっています。
結婚式の主役である新郎新婦はもちろん、参列者の方々も「手水の儀」が結婚式の最初の儀式になるので、神社についたら、必ず「手水の儀」を行うようにしましょう。
「手水の儀」の方法は、以下に記載いたしますので、いつもどんなふうに行ったらいいのか分からなくなるという方は、頭にいれておくことをオススメします。
- 右手で、柄杓をもって水を入れる
- 左手に、柄杓の水をかけて清める
- 左手で、柄杓をもって水を入れる
- 右手に、柄杓の水をかけて清める
- 右手で、柄杓をもって水を入れる
- 左手に、水を入れて、口をすすぐ
- 柄杓を自分のほうに立てて、持っていた部分に水をかけて清める
神社によっては、溜め水の近くに「手水の儀」の方法が書いてあることがあるので、分からなくなったら、「手水の儀」を始める前に確認しておきましょう。
修祓の儀(しゅばつのぎ)
結婚式の儀式を行う神殿でも「修祓の儀」という、「心身を清める」儀式があります。この「修祓の儀」は、神主がお祓いの言葉を述べてお参りをします。
祝詞奏上(のりとそうじょう)
「祝詞奏上」は、神社の神様に「結婚の報告」を伝える儀式です。「新郎新婦の幸せが長く続きますように」というお参りをする儀式でもあります。
「祝詞奏上」が始まったら、結婚式に参列している全員で、新郎新婦の「幸せ」をお祈りしましょう。
三献の儀(さんこんのぎ)
「三献の儀」は「三々九度の盃(さんさんくどのはい)」とも呼ばれている儀式で、新郎新婦が、神酒が入った大・中・小の3つの盃を3回ずつに分けて、飲み交わします。
この「三献の儀」は「新郎新婦の結婚が幸せであり続けること」をお参りする意味があります。また、飲み交わす神酒には、繁栄と魔除けの効果があると言われているため、とても縁起がある儀式にもなっています。
玉串奉奠(たまぐしほうてん)
「玉串奉奠」は「新郎新婦の二人の絆を深める」という意味がある儀式。榊の枝に紙垂をつけたものを「玉串」と言い、玉串を神様に、捧げます。その際に、冒頭で説明をした神社のお参りの基本となる「二礼二拍手一礼」をします。
・親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)
神社での結婚式の最後の儀式になることが多い「親族杯の儀」は、新郎新婦が無事に結婚の儀式が終わったことを祝う儀式です。
結婚式に参列者全員で神酒を3口で飲むことから、新郎新婦の親族同士、参列者の絆が深まることを神様にお参りするという意味合いもある儀式になっています。
結婚式場探しの見学をかねて神社にお参りに行ってみるのもオススメ!
結婚情報雑誌やインターネットで、神社の結婚式を調べてみても、実際にはどんな雰囲気なのか、どのように結婚式が執り行われているのかよく分からないですよね。そういう時には、実際に、神社にお参りをしに行くのがオススメです!
結婚式を執り行っている神社に足を運んでみると、結婚式を行っていることが多いので、結婚式の様子や雰囲気をチェックすることもできますよ。
但し、結婚式を執り行っていると、神殿内には入れないことが多いので、神殿がどういう感じなのか知りたい方は、改めて違う日に神社に行って見学してみるのもいいですね。
結婚式が終わった後も参拝しにいくことを忘れずに!
神社で結婚式を執り行った後も、神社の神様との関係は続いています。「結婚式が終わったし、もう神社には用事はない!」なんて思わずに、お正月や結婚記念日、子供を授かったら安産祈願、人生の岐路にたつときなどに、結婚式を行った神社でお参りにいくようにしましょう。
結婚のお祝いをした神社は、自分にとっての一番のパワースポットになっていると思いますよ!
神社での結婚式にむけて、イメージトレーニングをしておこう!
神社の結婚式へのお参り方法について、ご説明いたしましたが、いかがでしたでしょうか?結婚式の前に、それぞれのお参り方法を知っておくだけでも、安心することができるかと思います。
もし、結婚式が始まってから、緊張のあまり、頭が真っ白になってしまったら、焦らずに、近くにいる巫女さんを信頼してアドバイスをいただくようにしましょう。
また、冒頭でも説明したように「二礼二拍手一礼」さえ、忘れなければ、素敵な結婚式になりますので、ご自宅で、パートナーと一緒に「二礼二拍手一礼」の練習をして癖にしておくのもオススメですよ!
神社の結婚式には、新郎新婦側、参列者側でも「結婚の幸せをお参りする」という気持ちが大事です。結婚式に参加している全員が良い気持ちになれるように、しっかりとお参りをするようにしましょう。
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