神前式が行われる神社の本殿は、日常生活ではなかなか足を踏み入れることが出来ない特別な場所です。

慣れない、緊張感が漂う空間でより安心して当日お過ごしいただくためにも
ふさわしい立ち振る舞いについては事前に知っておきたいところ。

今回はそんな中でもご参列者による挙式中の撮影について解説致します!

マナーをしっかりと守ればご参列者でも撮影OKな場合も!


三々九度の盃を飲み交わし、誓いの言葉を述べ、指輪をお互いへ贈り合う。
お二人がまさに夫婦として結ばれる瞬間を写真に残すことで、いつでもその日の気持ちや感謝を思い返すことが出来ますね。

そんな写真撮影ですが、実は多くの神社は残念ながら原則撮影NGとなっているのです。

というのも神社は本来、神様のための場所だからです。
人々が社の前で手を合わせ、神様へ向けて感謝やお祈りを伝えるとき、神様は神社を腰掛けとしながらそれらに耳を傾けていると言われています。
このように敬いの気持ちと、それへ応えるご利益が行き交う場所で、自分の「撮りたい」や「残したい」と欲する気持ちを優先させてしまうことが神様に対して失礼にあたってしまうのです。

また別の捉え方として、例えば見知らぬ誰かが突然自分の家で写真を撮り始めたとします。
当然、それはあなたにとっては気持ちのいい出来事ではありませんね。
神社も同じように神様のテリトリーであるので、マナーをわきまえて振舞うことがとても重要です。

神社から許可を得ているプロカメラマンなら撮影OK!

ここまでを踏まえた上でも、一生に一度の機会は誰もが形にして大切にしていきたいものです。

そんな皆さまのお気持ちを叶えるべく、多くの神社は特定のカメラマンやフォトスタジオへ撮影を許可しております!
神社と撮影の際のお約束事を取り交わしているカメラマンでしたら、マナーを侵すこともございませんし
ご参列の皆さまも挙式中のお二人をしっかりと見守ることが出来るのです。

ご結婚式を挙げられる神社を選ぶ際には、写真に関する対応も考慮いただけますと
ご希望通りの内容で、大切な一日をお過ごしいただけるでしょう。

撮影が可能な神社ではマナーに要注意

さて、ここまでは許可を出しているカメラマン以外による撮影がNGとなっている神社に関してのご案内でしたが、もちろん中には撮影が可能な神社もございます。

ただそんな神社でも、マナーに遵守することはとても大切。
ここからはご参列者が撮影される際に気をつけるべきポイントについてご案内します!

ご参列者が撮影をされる場合

ご参列者が写真を撮られる場合は、以下の三つに気をつけましょう。

・フラッシュやシャッター音等を通して神前式の雰囲気を損なわないこと
・必ずお席から撮影をすること
・厄災をお祓いする「修祓の儀」とお二人のご結婚の報告とお祈りを唱える「祝詞奏上」では撮影をしないこと

これらはほぼ全ての神社で共通のマナーとなっている事項です。

一つ目と二つ目については厳かな神前式において写真撮影のため、物音を必要以上に立ててしまい、他のご参列者が儀式に集中出来なくなってしまうことを防ぐために禁止されています。

また「修祓の儀」と「祝詞奏上」に関しては直接神様へ向けて行う儀式のため、ご参列者全員が深くお辞儀をすることとなっております。
撮影者も必ずカメラを下ろして、共に慎みを持ちながら感謝を念じましょう。

以上を守ることで神様への敬意を示し、神前式ならではの格式を守りましょう。

撮影をしやすい神社のご紹介

神社から許可を得ているカメラマンではなく、ご参列の方へ撮影を頼まれることを決められたお二人のために撮影の規制が他と比べて少ない神社をご紹介致します!

赤坂氷川神社

日本画家、長華崖による天井絵や宮部衆芳による鳳凰の壁画が社殿を彩る「赤坂氷川神社」。

江戸時代の創建以来姿を現存したままの社殿が放つ正統な雰囲気とは裏腹に、赤坂氷川神社ではご挙式中のお写真を比較的自由に撮影いただけます。

例えば、持ち込みカメラマンの場合ですと定点撮影のみという神社もありますが
赤坂氷川神社の場合は、神棚の前を横切る等特定の動線を除き、基本的に移動は許可されています。

こだわりのアングルから神前式の醍醐味が最も伝わるワンカットを撮影いただけます。

またご参列者様に関しては、赤坂氷川神社のこじんまりとした社殿だからこそ
お席からでも十分に表情の伺える一枚を残していただけます。

浅草神社


もう一つご紹介したいのが台東区に鎮座する「浅草神社」。

基調となる朱色に青や黄色の差し色が目にも鮮やかな中に、日本最古の寺社ならではの風格が溢れる浅草神社では
正統で品のあるお写真が残せます。

社殿の撮影に関しても、神殿の四角全てから定点撮影が可能となっており
お二人の心情が伺える表情の写真から、ご結婚への覚悟を物語るお背中のカット等様々残していただけます。

お写真に腕が鳴るご参列者はぜひ後方にお席をお取りいただき
ご結婚式当日のお気持ちがいつでも蘇るような一瞬を捉えてください。

プランナーから一言

お二人のご結婚を見守ってくださる神様へ敬いを持つことと同じくらい
妥協せずに特別な一日のご希望を叶えることはとても大切なことですね。

こちらの記事を通してご参列者による写真撮影に関してはイメージをお持ちいただけましたら幸いです。

ただ、プロのカメラマンにお任せいただくことで、ご参列者にはじっくりと神前式の空気を全身で感じていただき
永く思い出に残せるせっかくのお写真はより多くのアングルから綺麗に残していただくことがプランナーのおすすめ。

ぜひプランナーとベストな撮影方法をご相談してみましょう!