結婚式には、和婚・洋婚に関係なく新婦の衣装や髪型、ペーパーアイテムなど大事なものが盛りだくさん!そのなかでも「化粧」は、新婦にとって、とっても大切なものです。

結婚式の化粧は、式場のヘアメイクさんにしてもらうことが多いのですが、事前の化粧知識がないと、自分に似合わないメイクやイメージとは違った顔になってしまう可能性があります。

また、ウェディングドレスやカラードレスといった洋装と、白無垢や色打掛といった和装では、化粧の仕方が違ってきます。

今回は、和装の化粧である「水化粧」についてご説明いたします。水化粧は、和装の白無垢にとって大事な化粧方法なんです!

水化粧とは?

「水化粧」という化粧があることをご存知でしょうか?普段からメイクをしている女性でも知らないという方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、「水化粧」は普段、着物を着ていない女性の方々や結婚式は挙式・披露宴共にドレスを着た方なら、馴染みのないもので、和装ならではの化粧の方法です。

和婚の衣装は、白無垢や色打掛、引き振袖といった種類がありますが、「水化粧」は白無垢の着用するときに使う白塗りメイクです。おしろい(白粉)を水で溶かして、顔やうなじ、手に刷毛を使って白くしていきます。

「白塗り」と言われると、舞妓さんを思い浮かびますよね。舞妓さんは、顔を真っ白にしますが、和婚での「水化粧」は、地肌より白く、白無垢に馴染むぐらい程度の白さが主流になっています。

白無垢のメイクは「水化粧」にしましょう!

では、なぜ、白無垢の時には「水化粧」をして、顔を白くするのでしょうか?それは、白無垢で「水化粧」をしないと、地肌が浮いてしまうからです。

白無垢は、きれいな真っ白に和装なので、普段のメイクだと顔が浮いてしまう恐れがあり、花嫁さんがキレイに見えません。「水化粧」をすることで、白無垢と顔が馴染むので、とてもキレイな仕上がりになります。

「水化粧」をするときのポイントとは?

「水化粧」は、ただ単に顔をうっすら白くするだけではありません。重要なポイントは「平面的な化粧をすること」で、眉と目、口紅といったポイントには、色をつけていきます。

「水化粧」の色合いは、基本的には、白・黒・赤の3色のみですが、眉毛は、髪の毛の色に合わせて、濃い茶色を使うこともあります。また、眉毛は、少し太めに描くのがポイントです。

目には、黒い色のマスカラとラインをひいて、目元を強調していきます。アイシャドウを使ってしまうと、平面的な化粧では、なくなってしまいますし、白無垢にも合わないので、使わないようにしてくださいね。

「水化粧」では大事なのは「赤」を使う口紅です!白い顔に、しっかりとした真っ赤の口紅をつけるのが、水化粧の特徴にもなっています。また、控室では、あえて口紅をつけずに、挙式になったら、「紅差しの儀」という儀式で、新婦の母親に赤い口紅をつけてもらうということができます。

洋婚の挙式だと、母親が新婦のベールをおろして演出がありますよね。この演出は、一人前の大人になった娘を送り出すという意味があるんだそうです。和婚でおこなう「紅差しの儀」でも、母親が、最後の花嫁支度として口紅をつけることで、娘を送り出すという意味があります。

ちなみに、昔では「紅差しの儀」は魔除けの意味合いもあると言われていたんだとか!ぜひ、和婚での挙式の際には、「紅差しの儀」を取り入れてみてくださいね。

披露宴では「水化粧」を落とすのもアリ!

和婚での挙式が終わり、披露宴でも、お色直しをしないまま、白無垢の衣装にする場合には、あえて水化粧を落として、通常の化粧にしてみるのも、一つの演出としてオススメです。

なぜならば、白無垢は、化粧次第で、イメージがガラッと変わってきます。化粧直しにあわせて、髪型も変えてみるのもいいですね!

白無垢で通常の化粧にする際は、顔が浮かないようなメイクをしていくのが大事です。メイクをしてくれる方と結婚式の前に相談しておくようにしましょう!

色打掛では「水化粧」は避けよう

「水化粧」は、どの和装でも似合う化粧ではありますが、色打掛の衣装を着用するときには、「水化粧」をしないほうがいいとされています。

「色打掛」は、どんなメイクでもあうので、披露宴では、ウェディングドレスやカラードレスを着るのであれば、「水化粧」は止めて、トレンドの現代風メイクにするのがオススメです。

「水化粧」は、顔全体、うなじ、手にかけて、おしろい(白粉)をつけていくので、化粧を落とすのが一苦労で、時間がかかってしまいます。

お色直しをしている間は、参列者は、お食事を楽しんでいますが、あまりにも時間がかかってしまうと、間延びをしていまい、結婚式の雰囲気が台無しになってきちゃいます。和装から洋装に着替えるだけでも、時間がかかるので、「色打掛」の衣装では、水化粧を避けておきましょう。

結婚式で化粧の打ち合わせを忘れないようにしましょう!

洋装でも和装でも、結婚式の化粧は、花嫁に魔法をかけてくれます。化粧に手を抜いてしまうと、写真写りが悪くなって、あとから写真を見返すのが憂鬱になってしまったり、化粧が濃すぎて、衣装と合ってなくて、顔が浮いてしまったり、七五三のような化粧になってしまうこともあります。

結婚式場の多くは、メイクを担当してくれる方と、結婚式当日の化粧について打ち合わせができるので、しっかり打ち合わせをすることで、化粧への失敗を防ぐことができます。

打ち合わせをする時間がないから、打ち合わせはしないで、当日、メイク担当者に任せるということもできるかと思いますが、メイク担当者と相性が悪いと、自分の顔に合わない化粧をされてしまうときも・・・。

「水化粧」は、眉毛を太く書いていくので、メイク担当者の腕次第には、ものすごい太い眉毛になってしまったり、平安時代のような化粧をされてしまう可能性もあるので、化粧の打ち合わせは絶対に忘れないようにしましょう。

「絶対に結婚式のメイクには失敗したくない!」という人は、化粧のリハーサルをしておくのもオススメです!

化粧のリハーサルができるかどうかは、結婚式場によって異なってきますが、結婚式当日にあわせて、実際に化粧をしていくので、自分がどんな顔に仕上がるのかが分かります。

メイク担当者との相性も確認することができるので、リハーサルで「化粧の仕方が自分と合わないな・・・」と感じたら、変更することもできますよ!

自分でメイクをする場合には、事前準備をしっかりしておく

「メイクが好きだから、結婚式は自分で化粧をしたい!」という方は、ブライダルメイクに関しての知識をいれておく、メイク道具を準備するということをしっかりしておきましょう。

特に、和装の「水化粧」の場合は、おしろい(白粉)の準備や刷毛で塗っていく工程があるので、いつものメイクとは少し違っていきます。当日になって、パニックになったり、時間がかからないように、自宅で「水化粧」の練習をしておくようにしましょう。

結婚式には衣装に合った化粧をしましょう

和婚での「水化粧」を中心に、結婚式の化粧についてご説明いたしました。

白無垢で「水化粧」をしたら、とても素敵な和婚になること、間違いなし!衣装にあったキレイな化粧をして、思い出に残る結婚式にしましょう。

せっかくの晴れの日が、化粧のせいで後悔だらけの日になってしまわないように、化粧の打ち合わせはしっかり話し合ってくださいね!